大学受験に万一、失敗したら・・・そこでも進路に迷いますね。予備校に行く、自宅で勉強するなどの再チャレンジ組、気持ちを切り替えて就職する、また、大学に行く費用で海外留学をする人もいます。マイナスにばかりとらえずに自分はどうしたいのか、を前向きに考えましょう。
大学受験対策は高校の進路指導でも早くから取り組んでいます。高校入学直後から進路の意識調査などを行なって、受験したい学校に合わせて受験科目の授業を多く取る時間割を組んでいるようです。しかし、学校は受験科目ではなくても必修科目や時間数が必要になりますので、直接受験と関係のない科目の授業も受けることになります。この受験科目以外の勉強もおろそかにならないようにしましょう。学校の定期テストの結果や成績が内申書に反映されます。推薦を受ける場合も学校の成績が影響しますので、やはり学校の授業はしっかり受けるようにしましょう。
大学受験の古文は、現代文とは違って暗記がものをいう教科です。勉強のポイントはまず現代訳を読んで作者、登場人物、社会背景を頭に入れてしまうことです。そうしないと原書では外国語を読むみたいに時間ばかりが浪費されてしまうのです。それに対して漢文は暗記することが古文よりも少ないので「オイシイ教科」といえます。油断せずにキッチリと基礎から実践問題まで押さえておきましょう。
大学受験の前に模擬試験をうけると、後から受験生一人一人に、模擬試験の講評と成績統計が返ってきます。この講評には、それぞれの受験生が間違えた箇所を個々に指摘して講評していますから、これをしっかり読んで熟読すれば、とてもよい大学受験の勉強の道しるべになります。模擬試験を受けても、その順位に一喜一憂することなく、しっかり復習をしてください。模擬試験という宝の山を、大学受験にしっかり活用しましょう。
大学受験が、「大学全入時代」への突入によって楽になったのかといえば、一概にそう言うことはできません。大学も経営を成り立たせていくためには、これ以上定員を減らすわけにはいかないので、比較的、大学受験をパスするのは簡単になったかもしれませんが、より大学ブランドが重視される事態も予測されます。さらに、文部科学省がゆとり教育の失敗を認め、カリキュラムを再編している現状において、ゆとり教育を受けてきた受験生の皆さんにしわ寄せがいっているのも事実です。ただ、いつの時代も大事なのは、大学受験はスタートであってゴールではないということです。このことが、皆さんにとって重荷になっていることは、重々、承知なのですが……。